営業時間:平日 9:00~22:00 土日祝 9:00~18:00 (不定休)
完 全 予 約 制
営業時間:平日9:00~22:00 土日祝9:00~18:00(不定休)
当院の特徴
当院では、日頃の家事や仕事で疲労が蓄積されている方、ストレスで自律神経が乱れている方、病気とまではいかないけれどなんとなく体調が優れない方へ、
「未病」の改善に適した施術手技をご用意しております。
「未病」とは病気まではいかない、一歩手前で現れる症状を意味します。
また既に明確な症状が現れている方についても、カウンセリングおよび検査、原因の仮説検証をしっかりとおこなった上で施術をいたします。
当院が提供する施術手技は、皮膚および皮下組織・筋膜に対しておこなう「結合織マッサージ」「筋膜リリース」、全身に対しておこなう「鍼灸」となります。
またお腹のマッサージ「按腹(あんぷく)」や「吸玉(すいだま)療法」も患者さまの症状やご希望に応じておこないます。
結合織マッサージは1928年、ドイツの理学療法士「エリザベート・ディッケ女史」によって創始されました。
右下肢の閉塞性血管内膜炎で入院していたディッケは医師から下肢の切断を宣告されるほどの重症でした。
入院から5ヵ月経過したときに、ディッケは自分自身で治そうと決意し、仙骨部位の皮下を刺激しました。
すると症状が改善したので、ディッケの同僚も加わり刺激を続けました。3ヵ月経過すると重篤な症状は消失し、最後には完治し社会復帰を実現しました。
ディッケと同僚たちは、さらに研究を続け、結合織マッサージを体系化しました。
結合織マッサージは皮下の反射帯を利用しておこなう施術で、自律神経のバランス改善、結合組織の緊張バランスの改善を目的とします。
日頃の悪姿勢でも結合組織の左右や上下のバランスは崩れます。施術は左右や上下のバランスが崩れていないか硬さを確認するところから始めます。施術は柔らかい部分から徐々に硬い部分へと移動しながら、左右と上下で均等になるようにバランスを整えていきます。
ストレスによっても緊張は起こるので、結合織マッサージによって、自律神経のバランス改善をはかります。
結合織マッサージはドイツ語では「Bindegewebsmassage」と表記され、インターネットで検索(日本語翻訳)すると歴史や現在おこなわれている施術の状況や適応症を知ることができます。
筋膜とは筋肉を覆う膜で、膜同士が癒着すると筋肉と筋肉の擦り合う摩擦が生じ、滑走性が悪くなります。
朝起きたときに重く鈍い痛みを感じ、カラダの活動に伴い徐々に痛みが軽減することありませんか?
その原因として寝ている間に筋膜が癒着し、筋肉の滑走障害が起きている可能性があります。
痛みを感じる受容器は筋肉ではなく、筋膜に多く存在すると言われています。
当院の筋膜リリースは筋膜の硬さと滑走性の改善をはかるためにおこないます。
関節を動かす筋肉には始まりと終わりがあり、その両端が近づいたり遠ざかったりすることで縮んだり伸びたりします。
ひとつの関節を動かすだけでも、多くの筋肉が関わっています。隣の筋肉と筋膜同士が密接していて癒着があれば動きが阻害されるだけではなく痛みも発生します。
当院の筋膜リリースは対象の筋肉を伸ばした状態で、「筋肉の始まりと終わりの部位」、「筋肉と筋肉の間の部位」にアプローチする手技となります。
鍼灸には、痛みに対する鎮痛効果があると報告されています。
鍼灸の刺激が脳に伝わると痛みを抑制するホルモンが分泌されたり、痛みを脳に伝える神経をブロックしたりする働きがあることから、痛みの緩和に有効と言われています。
またマッサージでは届かない深層筋にもアプローチが可能となります。
現在WHO(世界保健機関)で認定されている経穴(ツボ)だけでも361穴あり、それぞれに効能があります。また複数穴を組み合わせて相乗効果を狙うこともできます。
鍼灸は痛みだけではなく「むくみの改善」や「冷えの改善」など、さまざまな症状に効果があるとされています。
当院では鍼通電もおこなっています。身体に刺した鍼に電極を付けて低周波の電流を流すことによって、狙った筋肉の収縮と弛緩を促し、機能改善をはかります。
按腹とは主に「お腹のマッサージ」を指しています。
「腸もみ」というワードが流行っていますが、「痛い」イメージを持っている方もいるかと思います。
当院でおこなう按腹は、大正4年に体系化された「後藤流按腹術」がベースになっており、術者は三代目の後藤治久先生に現在も師事しております。
「擦法(さっぽう)・揉法(じゅうほう)・圧迫振戦(あっぱくしんせん)・叩打法(こうだほう)」といった手技を用い、(個人差はありますが)どちらかというと「痛い」というより「心地良く」、途中で寝てしまう方もいらっしゃいます。
按腹を受けるときの注意点として、少なくとも2~3時間前に食事を済ましておくことをオススメいたします。
カッピング療法は他に吸角(きゅうかく)や吸玉(すいだま)とも呼ばれています。
スポーツ選手の背中に吸玉の丸い痕が残っているのを見たことがある人もいるかと思います。
丸い痕は溢血斑(いっけつはん)と呼ばれ、血液が皮膚表面上まで吸い上げられることで起こる現象です。
個人差はありますが3日~1ヵ月ほどで消失していきます。
血流改善や血液浄化の効果があると言われて疲労回復などに役立ちます。
当院では鍼灸コースで受けることができます。